東武鉄道が貫通路構造の欠陥の問題を今日なお放置し、 写真番号は、『東武鉄道のたばこ問題2003−2004』第5章 「乗務員室部分の貫通路構造に係る欠陥を除去する改造工事施工後の状況、および運転席で列車乗務員による喫煙が行われていることを示す写真」からの続きとしてあります。
21.半蔵門線乗り入れ用30000系車両において、遮光幕操作を防止するための装置が機能しない状態が放置されたままの車両が、営業運転に使用されている状態を撮影したもの。
22.2005年に先頭車化(中間車への運転台取り付け)改造が行われた8000系車両の貫通路部分。
23.22を貫通路内から撮影したもの。従来の8000系車両と同様の欠陥貫通路構造が、そのまま踏襲されている。このことは東武鉄道が、乗客による遮光幕操作を防止するために必要な、 遮光幕を巻き上げた状態でロックする処置を連結作業員が失念してしまうという人為的ミスが発生する可能性を残していることと、従業員の人為的ミスによる(それを悪用した)様々な事故や事件の発生を未然に防止するべき、施設管理者として当然の責務を否定していることとを意味している。東武鉄道が利用者から貫通路構造の欠陥の問題を指摘され、その事実を認めた後にもその欠陥を放置し続けたり、同じ欠陥構造を有する先頭車両を製作し続けている事実こそ、東武鉄道に「貫通路構造の欠陥を悪用した、迷惑喫煙に起因する暴力事件などを繰り返し誘発し、新たな被害者を出すことになっても構わない」という「未必の故意(殺意)」が存在していることの、明白な証拠である。
24.22の車両における、仕切扉の錠受け部分。錠受け穴をふさぐ板をスライドさせる従来の方式ではなく、30000系と同様の、錠受け穴の奥の壁が手前にせり出してきて施錠できなくする機構としている。
撮影データ 21 2005年3月3日(木曜日)13時55分ごろ (竹ノ塚駅発車前に撮影) 車両番号 モハ802−3号車(手前、旧車号モハ83101) モハ852−1号車(奥、 旧車号モハ82102) いずれも2005年に、アルナ車両および津覇車両にて改造 23・24 車両番号 モハ802−3号車(写真22と同じ列車、車両) |