2017年11月20日
〒
〒
XXX-XXXX ●●●●●●●●●●●●
「日ノ坂町民の集い」担当者様宛て書類の転送のお願い
突然のお便り失礼します。
来月7日に開催予定の「日ノ坂町民の集い」について、担当者様にお伝えしたいことがあるのですが、連絡先がわからないため、御社へ送らせていただきました。
お手数をおかけしてしまい誠に恐縮ですが、担当者様へ同封の書類一式をFAXなどでご転送いただけませんでしょうか。
なお用件の一部には、今週22日(水)からの「日ノ坂町民の集い」チケット追加発売に関係する内容を含んでいます。
何かとご多忙のおり誠に恐縮ですが、至急お取り計らいいただきたく、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
2017年11月20日
「日ノ坂町民の集い」運営担当者様
〒
XXX-XXXX ●●●●●●●●●●●●
「日ノ坂町民の集い」についての要望
突然のお便り失礼します。
私はツイッターのタイムライン「
今回の問題の根本にあるのは、「日ノ坂町民の集い」のチケットを購入する際に、販売を代行するイープラス様が携帯電話を使った本人確認を必須としているため、携帯電話を持っていない私が購入したくてもできず、救済策を問い合わせるなどの対応をしている間にチケットが売り切れてしまった、ということです。
私が携帯電話を持っていないのは、10年くらい前、電車の優先席で携帯電話を使っていたのを注意して逆ギレした相手から腹いせの暴力行為を受けるという犯罪被害を受けたことがきっかけで、携帯電話に嫌悪感を抱くようになったからです(当時は携帯電話機が出す電波が心臓ペースメーカーなどの医療機器を誤作動させるおそれがあるとして、鉄道会社は優先席付近では携帯電話の電源を切るよう呼びかけていました。現在は、勤務先が用意する業務用の物以外の携帯電話を使うことはありません)。
さて、私は今月18日、12時から「日ノ坂町民の集い」のチケットが予約開始になるのに合わせて、11時40分頃から必要な操作を始めました。
その途中で、携帯電話を持っていないとチケットを購入できないことに初めて気づいたのです。
私はすぐにイープラス様へ、携帯電話を持っていない人がチケットを購入できるための救済措置について問い合わせるメールを送りました。
私は当日は13時30分から21時15分までの勤務だったため、帰宅後にイープラス様からの回答を見て感情的になってしまい、ツイッターで第三者が見たら不快感を抱いてもおかしくない内容の投稿をしてしまい、その直後にチケットが既に売り切れてしまっていることを知ったというわけなのです。
これらの事実経過については、同封したメールのプリントアウトでメールの送受信時刻をご覧いただき、また必要に応じてイープラス様へもご照会いただければ、私が嘘をついていない(発売開始と同時に購入する意思があった)ことをご確認いただけることと存じます。
今回の件については、私がもっと早くイープラスの利用案内を確認しておき、発売開始日時までに十分な時間的余裕を持って問い合わせをしていれば、未然に防げた可能性があります。
発売開始前であれば、関係者に事情を説明したうえで、携帯電話を持っていない人でもチケットを購入できる方法を考えていただけたかもしれないからです。
しかし売り切れてしまった後で「今から何とかしてください」と申し出てキャンセル分の中から私の分を確保していただくのでは、私以外のチケットを買えなかった人との間に不公平が生じてしまいますから、それは許されないのではないかと自分でも思います。
根本的な問題は、今日では携帯電話が余りにも普及した結果、誰でも携帯電話を持っているのが当たり前という認識に陥り、携帯電話を持っていない人はどうすればいいのかという点への配慮が抜け落ちてしまっているところにあるのではないでしょうか。
「『日ノ坂町民の集い』には、携帯電話を持っている人にしか参加を認めません」とする合理的な(正当と認められる)理由が、何かあるのでしょうか?
私が携帯電話を持っていないことが、犯罪だったり誰かに迷惑をかけたりしていることにはならないはずなのに、なぜ携帯電話を持っていないというだけの理由で「日ノ坂町民の集い」への参加(チケット購入)を拒否されなければならないのでしょうか?
いくら携帯電話がこれほど普及しているからといって「今どき携帯電話を持っていないお前のほうが悪い」と私1人だけのせいにするのは、おかしいのではないでしょうか?
たぶん関係者の皆様は日ごろ携帯電話を当たり前に使っているため、携帯電話を持っていないというマイノリティー(社会的少数者)が社会の様々な場面で不利益を被る(差別される)ことで受ける心の痛みがどんなものかを、想像できなくなってしまっているのではないでしょうか。
確かに今回の件で、私がツイッターで感情的な投稿をしたことは責められるべきです
しかし今回の問題を誘発した、誰もが携帯電話を持っているのが当然という考え方に基づいて社会の様々なシステムが構築されていることの問題点を置き去りにしたままでは、いつか再び今回の私のような悲しい思いをさせられる人が出てしまうのを防ぐことができません。
そのことを指摘させていただきたく、お便りさしあげた次第です。
イープラス様からの回答によれば、18日に申し込んだだけで支払期限までに購入しなかったキャンセル分が出れば、携帯電話が無くても22日の午前10時からファミポートで購入できる可能性があると伺っております。
しかしキャンセルが出るかどうかわからないのと、仮にキャンセルが出たとしても購入できるかどうかわかりません(他の人に先に購入され売り切れてしまうかもしれません)し、購入すべきかどうかについても迷っています。
滅多にない機会なので参加したいという気持ちがある一方で、こういう出来事があった後では参加できたとしても当日会場で心の底からイベントを楽しむことができないのではないかという思いもあるからです。
そこで、私が「日ノ坂町民の集い」に参加するかどうかの判断を、運営スタッフの皆様に委ねたいと思います。
もしも運営スタッフの皆様が、私が携帯電話を持っていないためにチケットを購入できなかったことに対して救済が必要だとご判断いただけるようでしたら、キャンセルが出た場合、私の1席分をファミポートでの再発売分とは別枠で確保していただいた上で、購入(支払い)方法などについてメールでお知らせいただければと思います。
また、他の購入希望者と不公平になるから特別扱いはできないと判断されるようでしたら、私はその判断を尊重し、ファミポートでの購入も見合わせるつもりです(この場合も、お手数ですが特別扱いはできない旨のご連絡をいただければ幸いです。キャンセルが出なかった場合も同様です)。
なお拙宅の電話は家庭の事情によつながりにくいため、お手数ですがメールにてご連絡いただけますよう、お願いいたします。
突然の慌ただしいお願いで恐縮ですが、事情ご高察の上、何卒よろしくお取り計らいの程お願い申し上げます。
以上
記事 レターパックプラス追跡番号と配達完了日および配達郵便局
第4273−6199−3586号
平成29(2017)年11月21日 赤坂郵便局にて配達完了