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竹ノ塚駅付近の鉄道高架化を目指した地元の取り組みの記録 総目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 その3・2006年分


竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表
その3・2006年分


資料
『足立区議会鉄道高架化促進議員連盟総会資料』
  『竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会結成総会配布資料』
   ほか足立区都市整備部作成の資料
  『マンスリーと〜ぶ』東武鉄道広報センター、月刊
  『竹の塚百景』(タウン誌)季刊、トータルプランニングスズキ
   新聞各紙の記事
   足立区議会建設委員会および交通網・都市基盤整備調査特別委員会での
   傍聴記録

 

2月

3日
(金)

東京地方裁判所(入江猛裁判長)が、事故当事者の元踏切保安係に禁固1年6ヶ月の実刑判決を下す。判決文では踏切の安全管理に係る東武鉄道の不作為責任も指摘

7日
(火)

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会理事会開催
鈴木恒年・足立区長と地元住民代表が東武鉄道本社を訪問し、竹ノ塚駅付近の鉄道高架化促進を要請

15日
(水)

鈴木恒年・足立区長と地元住民代表が東京地下鉄株式会社(東京メトロ)本社を訪問し、竹ノ塚駅付近の鉄道高架化促進を要請

17日
(金)

事故当事者の元踏切保安係への判決について、被告・検察のいずれも控訴せず、1審の実刑判決が確定

28日
(火)

足立区都市整備部が『竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会ニュース』第1号を発行(発行部数3000部、竹の塚・伊興の両区民事務所管内で配布)

3月

1日
(水)

足立区と東武鉄道が、竹ノ塚跨線人道橋を耐震補強と塗装のため夜間通行止めとする(8日までは終電から初電までの間、9日からは終日。工期は当初3月31日までを予定、その後4月11日まで延長、12日に再供用開始)

9日
(木)

第37号踏切の歩道橋が完成、使用が開始される(残工事は3月31日までを予定)。工事費用約4億2千万円の負担割合は、東武鉄道が約1億4千万(支障物移転工事費を含む)、足立区が約2億8千万円(うち55%は国からの補助。東京都からの補助は無し)。併設のエレベーターの供用時間は5時00分から翌日1時10分まで(竹ノ塚駅の始発電車は5時08分発、終電は平日ダイヤで0時50分着)

13日
(月)

東武鉄道が、第37号踏切の番舎(詰所)の取り壊しを開始

15日
(水)

踏切惨事1周忌。
東武鉄道は、踏切惨事発生列車である第2416列車で、第37号踏切通過時に徐行運転を実施。
竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の有志が、第2416列車の通過に合わせて黙祷を捧げ、献花。その後『竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会ニュース』号外を、第37号踏切と第38号踏切の両側、および竹ノ塚駅東口・西口の両駅前広場で配布(発行部数8000部)

18日
(土)

東武鉄道が伊勢崎線のダイヤ改正を実施。従来の浅草発着「準急」(原則6両編成)主体のダイヤを、東京メトロ半蔵門線直通の「急行」(全列車10両編成)主体のダイヤに変更。列車編成が長くなった分、1個列車あたりの踏切遮断時間も延びることとなる

27日
(月)

東京地方検察庁が、昨年6月に書類送検されていた踏切惨事発生当時の竹ノ塚駅長と東武鉄道本社運転課課長補佐の2名について、嫌疑不十分として不起訴とする処分を決定

31日
(金)

国土交通省が、竹ノ塚駅付近の東武伊勢崎線の連続立体交差事業を新規採択。2006年度における調査費約3900万円は3分の1が国、3分の2が足立区が負担

4月

1日
(土)

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会が、全国連続立体交差事業促進協議会に新規加入する
足立区の組織改正に伴い、鉄道立体化を担当する部署として、都市整備部内に「市街地整備・立体化推進室」が設置される

6月

16日
(金)

第3回竹ノ塚駅付近道路・鉄道立体化検討会幹事会が開催される
(平成17年度に実施した調査検討の報告と、今後検討すべき項目の整理。足立区都市整備部資料)

7月

18日
(火)

足立区および東京都の人事異動に伴い、鉄道立体化を担当する都市整備部市街地整備・立体化推進室長付副参事が交代(発令は16日(日)付け)
竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会理事会開催

8月

1日
(火)

踏切惨事で死亡した高橋俊枝さんの遺族が、当時の竹ノ塚駅長などに対する東京地方検察庁の不起訴処分の決定を不服とし、東京第1検察審査会に審査を申し立てる

29日
(火)

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会理事会開催

9月

4日
(月)

足立区まちづくり推進本部で、竹ノ塚駅周辺地区まちづくり検討部会の設置が承認される(足立区都市整備部資料)

6日
(水)

このころ東武鉄道のホームページから「伊勢崎線竹ノ塚駅構内第37号踏切道における死傷事故について」のコンテンツが削除される

20日
(水)

「竹ノ塚駅周辺まちづくり連絡会」が設置される
(町会自治会連合会や商店会などで組織し、鉄道高架化による駅東西のまちづくり構想の一体化を目指すもの)

26日
(火)

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会第2回定期大会が開催される
(於・足立区竹の塚地域教育センターホール)

10月

14日
(土)

桐蔭横浜大学法科大学院コンプライアンス研究センターが「安全・安心な社会をめざして事故防止のあり方を考えるシンポジウム」を開催。この中で、竹ノ塚踏切惨事で亡くなった高橋俊枝さんの長女が「被害者遺族への理解と支援を考えるワーキンググループ」からの発表を担当。他のワーキンググループからの発表でも、竹ノ塚踏切惨事に関する報告が相次ぐ

24日
(火)

竹ノ塚駅付近道路・鉄道立体化検討会の第2回検討会と、第4回幹事会が開かれる(道路を立体化する案と鉄道を立体化する案とが報告・比較検討され、更なるコスト縮減が必要ながら、鉄道立体化が望ましいとの方向性を出す)

27日
(金)

足立区立第十四中学校の文化祭で、1年生の合同有志が「十四中と竹の塚の60年」と題する研究発表の中で、踏切惨事と関連するできごとについて発表

11月

9日
(木)

足立区が、連続立体交差事業新規着工準備採択の要望書を国土交通省に提出

10日
(金)

足立区が、竹ノ塚駅付近の東武伊勢崎線連続立体交差化事業の施行主体となることを発表

30日
(木)

足立区議会が、国土交通大臣と東京都知事に「東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の鉄道高架化を求める要望書」を提出

12月

19日
(火)

10時過ぎ、第37号踏切の保安装置が故障(列車が踏切を通過した後、警報が鳴りやむまでに20秒もかかる状況が発生)し、点検修理のため第37号踏切付近で無閉そく運転(場内閉そく信号機を赤に固定し、駅員の手旗信号(代用手信号)により15km/h以下で徐行運転)を実施。この影響で列車が数珠つなぎになり、第37号踏切と第38号踏切が11時30分ごろまで1時間以上閉まり続け、交通整理のため竹の塚警察署の警察官が出動する騒ぎになる(半沢が現場で確認)

20日
(水)

国の平成19年度(2007年度)予算財務省原案で、竹ノ塚駅付近の連続立体交差事業が新規着工準備箇所として内示される