HOME 東武鉄道株式会社を告発する 東武鉄道の踏切問題
竹ノ塚駅付近の鉄道高架化を目指した地元の取り組みの記録 総目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 その8・2011年分


竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表
その8・2011年分


資料
 足立区都市建設部作成の資料
   『あだち百景』(タウン誌、2007年夏に『竹の塚百景』から改題)
    季刊、トータルプランニングスズキ
   新聞各紙の記事
   足立区および東京都の公式ホームページ
   足立区議会交通網・都市基盤整備調査特別委員会および足立区都市計画審議会
   での傍聴記録

 

1月

25
()

東京都が、3月14日(月)に開催する第192回東京都都市計画審議会において、東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近連続立体交差化の都市計画案を付議する予定と発表

2月

4日
()

40回足立区都市計画審議会が開かれ、竹ノ塚駅付近の鉄道立体交差化計画および関連するまちづくり計画などの案が了承される

8日
()

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の理事会が開催される

3月

14
()

192回東京都都市計画審議会において、東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近連続立体交差化の都市計画案が了承される

15
()

踏切惨事7回忌。
東武鉄道は例年どおり、この日のみ第
37号踏切の警備員を、通常両側に1名ずつ計2名のところを、2名ずつ計4名に増員。
ただし、同月
11日に発生した東北地方太平洋沖地震に起因する計画停電の影響による特別ダイヤのため、事故発生時刻の列車の徐行運転は実施せず。
竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会が、事故発生時刻の
1650分に黙祷を捧げ、献花。
ただし、震災の影響で駅前広場の混雑が見込まれるとして、『竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会ニュース』第9号の配布は、慰霊式会場でのみ実施(発行部数
500部)

下旬

竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が『竹ノ塚駅周辺地区まちづくりニュース』第12号を発行

31
()

東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の連続立体交差化に関連する計画について、都市計画決定される

4月

8日
()

竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が『竹ノ塚駅周辺地区まちづくりニュース』第13号を発行
国土交通省が、伊勢崎線第
37号踏切と伊勢崎線第38号踏切を、踏切道改良促進法に基づく「立体化すべき踏切」に指定。立体化事業の進捗を遅らせる要因に対しては是正勧告の対象となることから、鉄道連続立体化事業に対する国土交通省のバックアップ体制が確立・強化されたことを意味する

15
()

この日発行されたタウン誌『あだち百景』第105号に、伊興東町会第3代会長の田中威(たけし)氏が「伊興東町会40年の歩みが語る足立あの頃」の題で寄稿。この中で「(昭和54年9月に清掃工場が暫定操業を始めたのに合わせて、東武伊勢崎線の竹ノ塚駅北側〜国道4号草加パイパス間が高架化された際)竹ノ塚駅も高架にするよう要望したことがありました。その時の説明では、勾配を作ると前沼にある日比谷線の車庫から竹ノ塚駅まで、電車が上がらなくなるということでした。当時はモーターの性能が低かったのでしょうね」と記述
(実際には、昭和
54年=1979年当時、営団地下鉄の竹ノ塚検車区に配置されていた3000系電車は、1961年の日比谷線開業当初から、同線南千住〜三ノ輪間の39‰の急勾配を、40km/h以下の速度制限付きながら営業運転していた。この事実と矛盾することから、「勾配を作ると…日比谷線の車庫から竹ノ塚駅まで電車が上がらなくなる」という説明がおかしいのは明らか。この年表の1985年4月25日の項目も参照。なお、日比谷線の車庫の所在地の旧字名は、前沼ではなく大境)

5月

20
()

足立区が、竹ノ塚駅西口の関係住民を対象とした用地測量説明会を開催

31
()

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の理事会が開催される

6月

足立区が、竹ノ塚駅西口駅前広場整備に係る現地測量を開始

8月

2日
()

30回竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される

8日
()

東京都連続立体交差事業促進協議会の第3回総会が開催され、足立区長が会長に選任される

28
()

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の理事会が開催される

10

4日
()

都市計画道路補助261号線(第38号踏切の北側に新設する道路)の整備についての住民説明会が開催される(於・伊興小学校)

25
()

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会第6回定期大会が開催される
(於・足立区竹の塚地域教育センターホール。参加者約
300名)

28
()

31回竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される
(鉄道高架化先進地区事例として、京王線芦花公園駅と東急田園都市線二子玉川駅の周辺を視察)

31
()

近藤弥生・足立区長をはじめとする竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の役員が国土交通省を訪問し、竹ノ塚駅付近の鉄道高架化早期実現への協力を要請(国が面会に応じたのは松原副大臣)

11

9日
()

足立区が、竹ノ塚駅付近鉄道連続立体交差化と、関連する西口駅前広場整備について、事業認可申請書を東京都に提出

22
()

東京都連続立体交差事業促進協議会の第4回総会が開催される

29
()

東京都連続立体交差事業促進協議会が、都内各所における鉄道連続立体交差化事業の推進に関する要望書を、国土交通省に提出

30
()

32回竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される
(竹ノ塚駅周辺の7ヶ所の小学校の5年生を対象に実施した「将来の『竹の塚のまち』絵画コンテスト」への応募作品の審査)

12

5日
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近藤弥生・足立区長をはじめとする竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の役員が、鉄道高架化の先進地区として、京王線府中駅とJR武蔵小金井駅の周辺を視察
元・国土交通大臣の冬柴鐵三氏が死去

14
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この日開かれた足立区議会交通網・都市基盤整備調査特別委員会で、竹ノ塚駅付近鉄道高架化の総事業費が約537億円になる見込みであることと、総事業費に対する東武鉄道の負担割合が16%に変更となることとが報告される

20
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東京都が、足立区に対し、東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の鉄道連続立体交差化(高架化)事業を認可
竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が『竹ノ塚駅周辺地区まちづくりニュース』第
14号を発行(上記・事業認可取得について)
「将来の『竹の塚のまち』絵画コンテスト」の入賞作品が竹ノ塚駅東西駅前広場に展示される(
2012年1月31日まで)