HOME 東武鉄道株式会社を告発する 東武鉄道の踏切問題
竹ノ塚駅付近の鉄道高架化を目指した地元の取り組みの記録 総目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 その9・2012年分


竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表
その9・2012年分


資料
 足立区都市建設部作成の資料
   『あだち百景』(タウン誌、2007年夏に『竹の塚百景』から改題)
    季刊、トータルプランニングスズキ
   新聞各紙の記事
   足立区および東京都の公式ホームページ
   足立区議会交通網・都市基盤整備調査特別委員会での傍聴記録

 

1月

東京都墨田区が、東武伊勢崎線業平橋〜曳舟間の「伊勢崎線第2号踏切」の除却を目的として、同区間の鉄道高架化を区施行で実施する方針を固めたと報道される
2012年5月(予定)の東京スカイツリー開業後に、観光客の車の踏切待ちに伴う渋滞で周辺地域の交通マヒが予想されるための措置。伊勢崎線第2号踏切は、竹ノ塚踏切死傷惨事の事故当事者となった踏切保安係が2003年まで勤務していた場所。『読売新聞』2012年1月24日付朝刊江東ローカル面)

3月

5日
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ごろ

足立区が、かつて第37号踏切の番舎(詰所)があった場所と、竹ノ塚駅西口の路線バス回転場の東側に、東武伊勢崎線連続立体化事業の用地取得に係るお知らせの看板を掲出。バス回転場付近には、西口駅前広場整備の用地取得に係るお知らせの看板も掲出

上旬

竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が『竹ノ塚駅周辺地区まちづくりニュース』第15号を発行(将来の『竹の塚のまち』絵画コンテストの結果発表)

15()

踏切惨事8回忌。
東武鉄道の根津嘉澄社長が、未明に第
37号踏切を訪れ、献花。
東武鉄道は例年どおり、この日のみ第
37号踏切の警備員を増員(通常両側に1名ずつ計2名のところを2名ずつ計4名に←通常18時からの夜勤者に15時からの早出を指示)したほか、踏切惨事発生に最も近い時刻(1652分頃)に第37号踏切を通過する中央林間行き上り急行列車(第C1609K列車)で約15km/hの徐行運転を実施。
竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会が、第
C1609K列車の通過に合わせて黙祷を捧げる。近藤弥生・足立区長が、昨年1220日に鉄道高架化の事業認可を取得したことを報告。高橋俊枝さんの長女が、高架化が実現することで母の犠牲が報われると、協議会の活動に感謝の意を述べる。
参加者一同が献花の後『竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会ニュース』第
10号を、竹ノ塚駅東口・西口の両駅前広場で配布(発行部数500部)
※参加者が手向けた花は、3月末〜4月初め頃に東武鉄道が撤去
(足立区は献花台に捧げられた花などの処理を東武鉄道に一任している)
この日午前中に開かれた足立区議会交通網・都市基盤整備調査特別委員会で、竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会が主催する形での慰霊・献花式は今年限りとすることが報告される(来年以降は有志での献花を想定)

27
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足立区議会の本会議で、足立区が東武鉄道と東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近鉄道高架化事業の施行協定を結ぶことに係る議案が、全会一致で可決される

30
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足立区と東武鉄道が、東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近鉄道高架化事業の施行協定を締結する。総事業費は約5438200万円、うち東武鉄道が約87億、国が約240億、東京都が約100億、足立区が約110億円をそれぞれ負担。事業期間は2021(平成33)年3月末日までを予定

4月

1日
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足立区都市建設部の鉄道立体化担当課長が交代

25
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26

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足立区が、区画街路14号線(竹ノ塚駅西口駅前広場と補助261号線をつなぐ道路)の建設に伴う用地補償についての住民説明会を実施
25日は土地建物所有者向け、26日は借地借家人向け)

5月

22
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東京スカイツリーが開業(運営会社「東武タワースカイツリー株式会社」の初代代表取締役社長・鈴木道明氏は、半沢が1998年度の「と〜ぶ鉄道モニター」へ参加した際に東武鉄道でモニターの事務局長をしていた人)
東武鉄道が、第
37号踏切の踏切道部分の軌道修繕工事のため、夜間通行規制を実施(6月17日までの毎週水曜日(5月23日を除く)は23時から翌朝5時まで片側交互通行、毎週日曜日は同時間帯に完全通行止め。実施日は、かつて第37号踏切の番舎(詰所)があった場所へ工事期間中に設置された掲示板による)

6月

4日
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東京都連続立体交差事業促進協議会の第5回総会が開催される

21
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竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の理事会が開催される

7月

12
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竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される

31
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竹ノ塚駅付近鉄道高架化事業に係る用地費の決定を受けて、本年度分の交付が行われる

8月

28
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竹ノ塚駅付近鉄道高架化工事の施工業者が決まる
(全体を4つの工区に分け、各工区ごとに選定)

31
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石川副区長をはじめとする竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の役員が国土交通省を訪問し、竹ノ塚駅付近の鉄道高架化早期実現への協力を要請(民主党の陳情・要請担当本部を通しての訪問)

竹ノ塚駅東口駅ビルの2階で営業していたTSUTAYA(レンタルビデオ店)が閉店

9月

中旬

竹ノ塚駅西口駅前広場の南端にあった東武鉄道所有の建物が取り壊される(コーヒーショップが入っていた平屋建てと銀行ATMコーナー。平屋建てにはかつて東武鉄道直営のレストランが入っていた。銀行ATMコーナーの営業は9月10日(月)限りで終了する旨の掲示あり)

20
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竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される

10

3日
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足立区と東武鉄道が、東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近連続立体交差事業の着手届を、東京都環境局に提出

22
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東京都環境局が、足立区と東武鉄道による東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近連続立体交差事業への着手を公示

29
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竹ノ塚駅付近鉄道連続立体交差化工事についての住民向け説明会が開催される(於・第十四中学校。30()には竹の塚小学校でも実施)

11

4日
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足立区が、東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近連続立体交差化工事の起工式を開催(於・第十四中学校。約200名の招待者のみが参加、一般地元住民の参加は不可)

6日
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東京メトロ竹ノ塚検車区の出入庫線付近で、下り急行線の高架化工事のための測量が開始される(半沢が現地で目撃)

13
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東京都連続立体交差事業促進協議会(会長は近藤弥生・足立区長)が、都議会に対して、都内で連続立体交差化事業を実施中の8ヶ所すべてについて、必要な予算を確保するよう求める要望活動を行う

27
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竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される

下旬

竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が『竹ノ塚駅周辺地区まちづくりニュース』第16号を発行(高架化工事に着手したことのお知らせ。発行部数15,000部を竹ノ塚駅周辺地区の全戸に配布)

?日

竹ノ塚駅西口駅前広場設置に伴い立ち退きが必要となる家屋の事前調査が実施される

12

21
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竹ノ塚駅東口駅ビルの3階で営業していた東武トラベル竹ノ塚支店が閉店。以後、2013年1月14日(月)までの間に、同じフロアで営業していた飲食店3店もすべて閉店。閉店後は各店舗からの閉店のお知らせと共に「竹ノ塚駅高架化工事に伴い閉店しました 東武鉄道株式会社」という貼り紙も掲出された

26()

安倍晋三内閣が発足し、衆議院東京12区(北区全域と足立区西部)選出の太田昭宏氏(公明党)が国土交通大臣として入閣
東京都連続立体交差事業促進協議会の関係者が国土交通省を訪問し、各地の連続立体交差事業に必要な予算を優先的に確保するためのスキームを構築することなどを求める要望書を提出

下旬

37号踏切の西側(エミエルタワーの向かい)に今後高架化工事の進捗状況を告知するためのものと思われる掲示板が建てられる(足立区が作成したポスター「待った「なし」へ」「あがる はじまる 竹の塚」が掲出されている)