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竹ノ塚駅付近の鉄道高架化を目指した地元の取り組みの記録 総目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 目次
竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表 その19・2022年分


竹ノ塚踏切事故と東武伊勢崎線高架化事業の年表

(その19・2022年分)


資料
 足立区都市建設部作成の資料
   足立区議会事務局作成の資料
   足立区議会交通網・都市基盤整備調査特別委員会での傍聴記録
   足立区、足立区議会および東京都の公式ホームページ
   『あだち百景』(タウン誌、2007年夏に『竹の塚百景』から改題)
    季刊、トータルプランニングスズキ
   新聞各紙の記事

 

2月

4日
(金)

竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される
(まちづくりの取組状況、まちづくりニュースの発行について)

3月

1日
(火)

竹ノ塚駅新駅舎見学会を開催。対象は足立区議会議員、足立区選出の国会議員および都議会議員、竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会会員、竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会会員、障がい者団体のみで、一般区民向けはコロナ対策を理由として中止

10日
(木)

東武鉄道が、竹ノ塚駅高架ホームでのホームドア使用開始を4月16日(土曜日)からと予定していることを発表。ホームドアの設置は上下緩行線高架化前に済ませておき、高架化後の3月20日以降の深夜に臨時回送列車を走らせて動作確認・調整作業を実施

12日
(土)

東武鉄道が、竹ノ塚駅新駅舎を報道関係者に公開する

15日
(火)

踏切惨事18回忌。
足立区が事故発生時刻の16時50分に合わせて献花・慰霊式を挙行。
参列者一同が1分間の黙祷を捧げた後、加山圭子夫妻(高橋俊枝さんの遺族)、近藤弥生・足立区長、古性重則・足立区議会議長、渕上隆・同副議長、鈴木孝郎・東武鉄道執行役員の順に献花。
第37号踏切の警備員の要員配置は通常どおり東西1名ずつの2名、事故発生時刻前後の徐行運転は実施せず。
取材に訪れた報道機関は朝日新聞、NHK、共同通信、毎日新聞、読売新聞の5社局(五十音順)、15日付の朝日夕刊が20日の高架化完成の記事を、16日付の産経朝刊が献花式の記事を、それぞれ掲載(産経は共同通信の配信記事を掲載した模様)

19日
(土)

20日
(日)

東武鉄道が、竹ノ塚駅付近の上下緩行線の高架化切替工事を実施。
作業時間確保のため、19日は北千住〜草加間で上下緩行線の最終列車を繰り上げ、同区間の深夜帯の列車を運休。東武鉄道の南栗橋〜草加間の普通列車は草加駅で、東京メトロ日比谷線の列車は北千住駅で、それぞれ折り返し運転を実施(上下急行線列車は通常どおり運行)。
上り緩行線の最終列車は(東武動物公園22時09分発〜草加22時43分発〜)竹ノ塚22時48分発の中目黒行き第A2234S列車。
下り緩行線の最終列車は(中目黒21時54分発〜北千住22時40分発〜)竹ノ塚22時52分発の北越谷行き第B2117T列車。
これ以降は代行バスを北千住〜西新井間(小菅駅は通過)と西新井〜草加間の2区間に分けて、いずれも完全3分間隔で運行。
下りは北千住発西新井行きが22時45分発から0時45分発まで、所要30分。
西新井発草加行きが22時45分発から0時42分発まで、所要35分。
上りは草加発西新井行きが22時45分発から0時42分発まで、所要35分。
西新井発北千住行きが22時45分発から0時39分発まで、所要30分。
これにより20日の初列車から竹ノ塚駅付近のすべての線路が高架化され、第37号踏切と第38号踏切が廃止される。
この工事に関連して東武鉄道は、いわゆる「撮り鉄」によるトラブルへの対策として、19日の22時40分以降、浅草〜久喜・南栗橋間の全駅構内で、関係者以外の写真撮影を禁止する措置を取った。
20日の時点では高架ホームのホームドアは未稼働(開いたままの状態で固定)、東武ビルマネジメント株式会社の警備員が安全確保要員として利用者への案内と監視を担当(踏切警備員の情報)
20日付または21日付の全国紙(朝日、産経、東京、日経、毎日、読売)朝刊で竹ノ塚駅高架化を取り上げた記事は1つも見当たらず

23日
(水)

足立区と東武鉄道との施行協定に基づく2021年度事業内容・事業費の変更協議が行われる。2021年度事業費を当初の7,072,110千円から7,069,419千円に変更

31日
(木)

足立区、独立行政法人都市再生機構(UR)、東武鉄道の3者が、竹ノ塚駅周辺のまちづくりに関する協定を締結。東西の駅前広場、高架下、東口駅前通りを核とした再編によるまちの活性化を目指す。協定期間は2025年3月31日までの3年間

4月

1日
(金)

足立区役所の組織改正に伴い、竹の塚整備推進課と鉄道立体化担当課が鉄道関連事業課に統合される
足立区と東武鉄道との施行協定に基づく2022年度事業内容・事業費の協議が行われる。2022年度事業費の当初金額は5,297,061千円。内訳は、引上線の高架橋工事、駅舎工事、交差道路工事など

13日
(水)

この日の読売新聞朝刊江東ローカル面に竹ノ塚駅高架化の記事が掲載される

16日
(土)

東武鉄道が、竹ノ塚駅でホームドアの使用を開始。
4月25日(月)までは、東武ビルマネジメント株式会社の警備員が、引き続き利用者への案内のためホームに常駐(踏切警備員の情報)

5月

7日
(土)

この日の毎日新聞夕刊に竹ノ塚駅高架化の記事が掲載される

11日
(水)

この日の深夜(12日未明)に旧・第37号踏切の東詰で歩行者等が赤山街道を南北方向に横断できなくする柵が設置される

19日
(木)

旧・第37号踏切の東詰と西詰の両方で交通量調査を実施
(26日(木)にも実施)

6月

12日
(日)

足立区が、竹ノ塚駅付近連続立体交差化記念式典を開催
(於・区立第十四中学校体育館。関係者約200名に招待状を送付、約160名が参列。新型コロナウィルス感染拡大防止を名目として一般住民の参列は不可とされた)

7月

11日
(月)

足立区が、旧・第37号踏切道を通行する歩行者・自転車を対象として、踏切解消後の利便性の変化などを問うアンケート調査を実施

14日
(木)

足立区が、旧・第37号踏切道付近で交通量調査を実施。旧・踏切道の東詰と西詰の他、東側は池亀歯科医院前の五差路と、西側では西友前の交差点でも実施。数えていたのは歩行者と自転車のみだった模様

10月

13日
(木)

この日開かれた足立区議会の交通網・都市基盤整備調査特別委員会で、旧・第37号踏切道の「盤下げ」工事が翌年3月末までかかる見込みであることが報告される
(盤下げ=踏切があった時代には踏切道(線路と道路が交差している部分)だけ路盤がレールとその下の砕石の分だけ高くなっていたのを、踏切の前後の道路部分と同じ高さまで路盤を掘り下げること。これにより旧・踏切道部分の車両高さの制限が緩和される)
この委員会の閉会後、旧・第37号踏切の東詰で歩行者などが赤山街道を横断するのを抑止する措置を取っている問題について、半沢が足立区役所の担当者へ質問したところ「当該箇所へ歩行者横断用の信号機を設置するのは、踏切解消による自動車交通の円滑化という鉄道高架化の目的と矛盾する上、区は現状の対策を取ることについて既に警察(道路の管理権原者)との協定書に調印しているため、区としては本件についてこれ以上警察と話し合うことはできない」旨の回答があった

20日
(木)

足立区が竹ノ塚駅周辺の利用実態(交通量)調査を実施。駅改札口の流動(駅の東口・西口それぞれから(へ)の乗降客数)、路線バス・タクシーの乗降客数、自家用車・貨物車の発着台数や停車時間などを、24時間にわたり調査(23日(日)にも実施)

11月

14日
(月)

竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会の理事会が開かれ、例年この時期に行っていた国土交通省への要望活動(事業費の財源確保への協力)を今年は見送ることが決定される

12月

5日
(月)

竹ノ塚駅周辺地区まちづくり連絡会が開催される(高架化工事の進捗状況、駅周辺の道路整備状況、タウンマネジメントの取組み状況など)