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宇都宮ライトレール建設工事現場の視察写真

(2020年4月15日分)

写真撮影と解説文 半沢一宣

2020年4月に栃木県へ出かけたとき
宇都宮ライトレール建設予定地の沿線を辿ってみました。
沿線の風景や工事の進捗状況などを撮影してきた写真を
起点の宇都宮駅から終点の芳賀町へ向かう順路に合わせてご紹介します。

2021年3月31日分の写真は、こちら

2022年5月10日分の写真は、こちら


1.宇都宮駅東西自由通路の上から東口駅前広場を見たところ。
LRTは画面中央の鬼怒通りから手前の空地に入ってくる。
第1期工事ではこの駅前広場がLRTの起終点となるが
将来的には画面左へ進みJR線をオーバークロスして
西口の市中心部まで延伸する計画がある。


2.地平に下りて宇都宮駅東口駅前広場を見たところ。
写真1の撮影場所は左に見える階段を登った付近。


3.写真2の撮影地点とほぼ同じ場所から鬼怒通り方面を見たところ。
歩行者が切れ目なく駅へと向かってくる。


4.鬼怒通りを起点の交差点から見たところ。
道路中央の街灯の並びが
LRTをいわゆるセンターポール方式で整備することを予感させる。


5.鬼怒通りと国道4号線が交わる峰町交差点のオーバークロス。
LRTもこのオーバークロスを通る模様。


6.下平出北バス停から、造成中のLRTの車両基地を見たところ。
駅前から併用軌道で来たLRTは、この付近から専用軌道となる。


7.車両基地の造成地を南西角から見たところ。
画面奥に見えるのが新4号バイパスで
LRTは画面中央付近でバイパスをアンダークロスする。


8.写真7の撮影地点から東(バイパス寄り)に移動し
車両基地の造成地を南東角から見たところ。


9.平石中央小学校の北の路地裏にポツンと姿を見せたLRT用地。


10.星宮神社の東にある民家付近から鬼怒川橋梁西詰の工事現場を遠望したところ。


11.鬼怒川橋梁西詰の工事現場・その1。


12.鬼怒川西岸の土手に登り宇都宮駅方面を見たところ。


13.鬼怒川橋梁西詰の工事現場・その2。
床版(レールを敷く部分)の下の空洞は高さが2メートルくらいあり
信号ケーブルを通すだけでなく保守作業用の通路としても機能しそう。


14.国道123号線の鬼怒橋へ迂回した際
鬼怒川東岸から橋梁工事現場を遠望したところ。


15.鬼怒川橋梁東詰の工事現場。


16.鬼怒川東岸の土手から竹下町方面を見たところ。


17.竹下町の農業用水沿いの道路から鬼怒川橋梁方面の高架橋を見たところ。


18.上の写真17と同じ場所から清原工業団地方面の高架橋を見たところ。


19.県立宇都宮清陵高校の西にある「清原学園通り」から
西側(崖下)の竹下町方面の高架橋を見たところ。
LRTは、この撮影地点の直下をトンネルで抜け
下の写真21の奥に見える切り通しへと出る。


20.上の写真19で右奥に小さく見えている
国道408号をオーバークロスする高架橋の部分を拡大したところ。


21.上の写真19と同じ場所で東側(崖上)を見たところ。
画面右が清陵高校の敷地。


22.清陵高校の東側へ回り、上の写真21の切り通しを西向きに見下ろしたところ。


23.上の写真22と同じ場所から東側の道路を見たところ。
画面右に新しい道路が整備されており
以前の道路敷の部分がLRT用地となる。


24.製薬会社の敷地の北西にある曲がり角。
画面右に道路拡幅用の切り欠きが見えている。


25.清原工業団地管理センター前の交差点から西(宇都宮駅方面)を見たところ。
画面左の鉄塔の根元に見えているのが管理センターの建物、
画面右がトランジットセンター用地。
LRTはこの交差点で左折し、画面右の芳賀町方面へ向かう。


26.上の写真25と同じ場所から北(芳賀町方面)を見たところ。
画面右の、道路と並走する部分の更地がLRT用地。


27.清原中央通りを北(野高谷交差点方面)へ向かう途中の並木道。
かつては画面右端、対向車線東側の歩道部分にも並木が植栽されていたが
LRT用地とするため伐採されてしまった。


28.清原中央通り東側の旧・歩道部分の樹木伐採跡。
樹木の根が多数残っているのが見えている。
LRTの敷設が完成してから軌道沿いに樹木を植え直し
並木のトンネルの中を走るLRTにできないものだろうか。


29.希望の丘歩道橋付近から野高谷交差点方面を見たところ。
同交差点が谷の底に当たる地形となっていることから
LRTは高架橋で同交差点を右折し芳賀町方面へと向かう。
その高架橋のアプローチ部が画面右に見えている。


30.上の写真29で見えている野高谷交差点方面を拡大したところ。
画面中央の民家では既に内部の解体が始まっていた。


31.野高谷交差点の北側から高架橋を見たところ。
LRTはここで画面左へと右折し芳賀町方面へ向かう。


32.野高谷交差点の東側のLRT用地造成現場。
画面左の案内標識の下に見えている崖の一部が削り取られている。


33.芳賀台交差点から東(芳賀町方面)を見たところ。
この付近では道路の南北両側の歩道部分で工事が行われているが
いずれもLRT用地を捻出するため並木を伐採・整地しているもの。


34.芳賀工業団地の管理センター前交差点の北西の切り欠き。
上の写真24の場所と同様、LRTが左折するための用地を捻出するためのもの。


35.かしの森公園付近の道路拡幅現場。


36.本田技研の北門(画面左)の前から
南側(管理センター前交差点方面)を見たところ。
歩道橋のあたりにLRTの終点が設置される模様。


37.上の写真36で見えている歩道橋の上から南側を見たところ。
LRTの終点の用地をどのように捻出するのかも気になるが
桜の季節になればLRTがお花見電車として
人気が出そうなロケーションであることもわかる。
いっそのこと宇都宮駅からの全区間に沿って桜を植樹し
日本一長い桜並木の中を走るLRTにしてはどうかと思わせる程である。