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宇都宮ライトレール建設工事現場の視察写真

(2022年5月10日分)

写真撮影と解説文 半沢一宣

2021年3月31日分の写真は、こちら

2020年4月15日分の写真は、こちら

今回は写真の枚数が多いため、停留場の区間ごとに見出しを立てて掲載しました。
写真の整理番号は撮影日、停留所区間の順番号、項目ごとの順番号を示します。
起点(宇都宮駅東口)から終点(芳賀・高根沢工業団地)へと向かう順に
掲載しています。


1.宇都宮駅東口〜東宿郷


【20220510-01-1】
JR宇都宮駅東西自由通路から駅前広場(宮みらい地区)を見たところ。
ブルーシートで囲まれた部分にLRTのホームが姿を見せ始めている。
画面左奥が鬼怒(きぬ)通り。


【20220510-01-2】
駅前広場部分の軌道敷設工事現場。
下の【20220510-01-3】で中央に見える柵の奥に当たる。


【20220510-01-3】
鬼怒通りの駅前交差点の横断歩道から駅前広場を見たところ。
軌道の路盤が完成し、中央には架線柱の基礎が見えている。


【20220510-01-4】
上の【20220510-01-3】の撮影地点で回れ右をして芳賀町方面を見たところ。


【20220510-01-5】
夕方、取材の最後に見つけた、LRTの仮の0キロポスト(距離標)。
上の【20220510-01-4】の撮影地点の右(南)側、
コンビニ前の歩道の縁石に貼付されている。
0キロポストとは軌道施設の構造物の正確な位置を特定するための基点を
定めるための物。
ここから終点(芳賀町方面)に向かって距離標の数値が増えてゆく。
本来、距離標は起点から終点へ向かって左側(鬼怒通りの場合は北側)に
設置するのが原則だが
ここではなぜか右(南)側に設置されている。

2.東宿郷〜駅東公園前


【20220510-02-1】
東宿郷交差点の横断歩道から宇都宮駅方面を見たところ。


【20220510-02-2】
同じく芳賀町方面を見たところ。

3.駅東公園前〜峰


【20220510-03-1】
峰町立体交差道路を宇都宮駅側から見たところ。
当初は2車線だった道路が1車線化されている。


【20220510-03-2】
同じく芳賀町側から見たところ。

4.峰〜陽東3丁目


【20220510-04-1】
陽東3丁目交差点の横断歩道から芳賀町方面を見たところ。

5.陽東3丁目〜宇都宮大学陽東キャンパス


【20220510-05-1】
ベルモール前交差点の横断歩道から宇都宮駅方面を見たところ。
停留所名の由来となった大学はベルモールの南に位置しており
停留所から見るとベルモールのほうが近いが
停留所名の命名に当たっては民間の商業施設よりも
公共施設のほうを優先させたためと思われる。


【20220510-05-2】
ベルモール前交差点から芳賀町方面を見たところ。

6.宇都宮大学陽東キャンパス〜平石


【20220510-06-1】
足利銀行宇都宮東支店前の交差点からLRTの平出架道橋を見たところ。


【20220510-06-2】
平出架道橋の宇都宮駅側アプローチ部の路盤改良工事現場。
交通整理員によれば、ここにバラスト(砕石)を敷き詰めるとのこと。


【20220510-06-3】
平出架道橋を平出むつみ幼稚園の前から見たところ。
画面右奥が宇都宮駅方面、左が芳賀町方面。


【20220510-06-4】
平出架道橋の芳賀町側アプローチ部。
画面のすぐ右に平石駅がある。

7.平石〜平石中央小学校前


【20220510-07-1】
上の【20220510-06-4】とほぼ同じ場所で回れ右をして撮影。
画面奥の軌道敷が広がっている部分が平石駅で、その右(南)に車両基地がある。
上下別の2面のホームに4本の線路を配置する構造なのがわかる。


【20220510-07-2】
車両基地(検修棟)を遠望したところ。


【20220510-07-3】
新4号バイパスをくぐった先の軌道工事現場。

8.平石中央小学校前〜飛山城跡


【20220510-08-1】
平石中央小学校前停留所の宇都宮駅方面行きホームの基礎工事現場。
画面左背後が小学校。


【20220510-08-2】
愛宕神社付近から鬼怒川橋梁へと続くアプローチ部を見たところ。


【20220510-08-3】
農業用水路の近くをLRTの高架橋が通り抜ける風景。


【20220510-08-4】
鬼怒川橋梁西詰の土手上から宇都宮駅方面を見たところ。
画面奥には日光連山の稜線も見えている。


【20220510-08-5】
上の【20220510-08-4】と同じ場所から芳賀町方面を見たところ。


【20220510-08-6】
鬼怒川橋梁の東詰に回り、土手上から宇都宮駅方面を見たところ。


【20220510-08-7】
上の【20220510-08-6】と同じ場所から芳賀町方面を見たところ。


【20220510-08-8】
とちぎライトセンター(障がい者福祉施設)の前からLRTの高架橋を見たところ。
水田の真ん中をLRTの高架橋が貫く風景は、国内初と思われる。

9.飛山城跡〜清陵高校前


【20220510-09-1】
飛山城跡停留所の予定地。


【20220510-09-2】
LRTが清原学園通りをくぐるトンネルの北側からLRTの高架橋を見たところ。


【20220510-09-3】
トンネルのほぼ直上から宇都宮駅方面を見たところ・その1。


【20220510-09-4】
トンネルのほぼ直上から宇都宮駅方面を見たところ・その2。


【20220510-09-5】
トンネルのほぼ直上から芳賀町方面を見たところ・その1。


【20220510-09-6】
トンネルのほぼ直上から芳賀町方面を見たところ・その2。

10.清陵高校前〜清原地区市民センター前


【20220510-10-1】
清陵高校前停留所前の交差点から宇都宮駅方面を見たところ。


【20220510-10-2】
上の【20220510-10-1】の撮影地点で回れ右をして撮影。
画面中央が清陵高校前停留所。


【20220510-10-3】
清陵高校前停留所付近での軌道敷設工事。


【20220510-10-4】
栃木住友電工付近のS字カーブでの軌道敷設工事。


【20220510-10-5】
清原変電所前の交差点の横断歩道から芳賀町方面を見たところ。


【20220510-10-6】
上の【20220510-10-5】同じ交差点で軌道構造を見たところ。
枕木の代わりの役目を果たす巨大なコンクリート板は「連接軌道」と言い
これはまだレールを埋め込んでいない状態。
画面下の交差点側(車が通る部分)だけ一時的に角材を埋め込んである。

11.清原地区市民センター前〜グリーンスタジアム前


【20220510-11-1】
清原地区市民センター前停留場。
画面奥が宇都宮駅方面、右がトランジットセンター。


【20220510-11-2】
トランジットセンター全景。
画面右奥の車両待機場は暫定的に枕木などの資材置場としている。


【20220510-11-3】
清原中央通りからトランジットセンターへの入口。
画面の右のほうに出口がある。


【20220510-11-4】
清原中央通り区間での軌道敷設工事状況。


【20220510-11-5】
清原中央通り区間で既に架線が張られている部分。
吊架線(ちょうかせん、トロリー線を吊るす線)と
饋電線(きでんせん、電力を供給する線)を省略し
トロリー線(電車のパンタグラフと接触する線)のみとした
シンプルさを極めた構造。


【20220510-11-6】
清原中央通り区間の所々で見られる、
地下に埋設された饋電線から枝分かれした線が顔を出している架線柱。

12.グリーンスタジアム前〜ゆいの杜西


【20220510-12-1】
グリーンスタジアム前停留場の芳賀町方面行きホームを
北(芳賀町側)から見たところ。
ここで宇都宮駅方面へ折り返す列車のため線路を2本にしてある。
画面右にサイクル&ライド用の駐輪場が見えている。


【20220510-12-2】
駐輪場を反対側から見たところ。
宇都宮駅方面行きのホームは画面左奥に位置する。


【20220510-12-3】
上の【20220510-12-1】の撮影地点で回れ右をして
グリーンスタジアム前停留場の宇都宮駅方面行きホームを見たところ。
画面中央の線路が、ここで宇都宮駅方面へ折り返す始発・終着列車用で
芳賀町方面行き(から)の列車は両端の線路を使用する。


【20220510-12-4】
グリーンスタジアム前停留場の宇都宮駅方面行きホームを北から見たところ。


【20220510-12-5】
希望の丘歩道橋の上から宇都宮駅方面を見たところ。
従来の歩道橋の東側の橋脚がLRTの軌道予定地と重なるため
歩道橋全体が丸ごと架け替えられた。


【20220510-12-6】
同じ歩道橋から野高谷(のごや)交差点方面を見たところ。


【20220510-12-7】
野高谷交差点の北側からLRTの高架橋を見たところ。
画面奥が宇都宮駅方面、左が芳賀町方面。


【20220510-12-8】
野高谷交差点から東進してから振り返って野高谷交差点方面を見たところ。
この道路は宇都宮駅東口からの鬼怒通りの続き。


【20220510-12-9】
上の【20220510-12-8】の撮影地点と同じ場所から芳賀町方面を見たところ。

13.ゆいの杜西〜ゆいの杜中央


【20220510-13-1】
刈沼町交差点の横断歩道から野高谷交差点方面を見たところ。
セメントサイロを仮設しているところが工事の規模の大きさを物語っている。


【20220510-13-2】
刈沼町交差点から芳賀町方面を見たところ。
画面左上の信号機には電車が進行可能なときに黄色の矢印を点灯させる
専用の灯火が追加されている。


【20220510-13-3】
刈沼町交差点から少し進んだカーブ付近で振り返り宇都宮駅方面を見たところ。


【20220510-13-4】
上の【20220510-13-3】の撮影地点と同じ場所から芳賀町方面を見たところ。

(14.ゆいの杜中央〜ゆいの杜東で撮影した写真は無し)

15.ゆいの杜東〜芳賀台


【20220510-15-1】
ゆいの杜東停留場を設置予定の交差点の横断歩道から宇都宮駅方面を見たところ。


【20220510-15-2】
上の【20220510-15-1】の撮影地点で回れ右をして芳賀町方面を見たところ。

16.芳賀台〜芳賀町工業団地管理センター前


【20220510-16-1】
芳賀台交差点の横断歩道から宇都宮駅方面を見たところ。


【20220510-16-2】
芳賀町交差点から芳賀町方面を見たところ。
ここの信号機にも電車用の灯火が追加されている。

17.芳賀町工業団地管理センター前〜かしの森公園前


【20220510-17-1】
芳賀町工業団地管理センター前の交差点の横断歩道から
宇都宮駅方面(西)を見たところ。
右半分が新しく作られた道路で
左半分の既設部分に今後LRTの軌道を敷設する。


【20220510-17-2】
同じ交差点から本田技研方面(北)を見たところ。
後で紹介する「道の駅はが」は、この交差点から右(東)へ約4.6キロ。


【20220510-17-3】
同じ交差点から本田技研方面(北)へ進んだ場所からの眺め。
起伏が激しく電車にとっては厳しい地形。

18.かしの森公園前〜芳賀・高根沢工業団地


【20220510-18-1】
かしの森公園前交差点。画面左奥が本田技研方面。
交差点部はここだけでなく全体に工事の進捗が遅い。

19.芳賀・高根沢工業団地


【20220510-19-1】
本田技研北門前の歩道橋から宇都宮駅方面(南)を見たところ。
LRT用地を捻出するための道路拡幅工事が進行途上なのがよくわかる段階。
ここの停留所名も民間企業の名称を冠するのを避けた結果だと思われる。


【20220510-19-2】
歩道橋上で回れ右をして北側を見たところ。
画面中央の別の歩道橋の手前までが工事区間であることがわかる。
この歩道橋の向こう側では街路樹が伐採されていないことに注意。

番外1.道の駅はが


【20220510-92-1】
道の駅はがの駐車場に設置されたLRTの看板。
ここは芳賀町中心部の祖母井(うばがい)地区にあり
LRTの最寄り停留所から5キロ近くも離れている。
町民の関心はいかばかりか。


【20220510-92-2】
道の駅はがの総合案内所の横にあるLRT関連の展示。
ビデオ上映は芳賀町や芳賀町議会の関係者が登場する物が中心。


【20220510-92-3]】
道の駅はがのレストランの隣に掲出されているLRTのポスター。

番外2.交通未来都市うつのみやオープンスクエア


【20220510-91-1】
宇都宮市東部のショッピングセンター「ベルモール」の1階にある
LRTの紹介・展示施設が「交通未来都市うつのみやオープンスクエア」。
ここの目玉がLRT沿線のジオラマ。
地元のプロバスケットボールチームの選手によるLRTへの応援メッセージも掲出。


【20220510-91-2】
ジオラマを別の角度から見たところ。
手前がJR宇都宮駅、奥が芳賀町方面で
鬼怒川橋梁や道路との立体交差部など特徴的なポイントを凝縮した構成。
(オープンスクエアの写真は
2021年3月31日分 にも掲載)